中小企業診断士二次試験事例2(令和02)問4

与件文(問題文)はこちら

第4問(配点20点)

B社社長は、自社オンラインサイトのユーザーに対して、X島宿泊訪問ツアーを企画することにした。社長は、ツアー参加者には訪問を機にB社とX島のファンになってほしいと願っている。絶景スポットや星空観賞などの観光以外で、どのようなプログラムを立案すべきか。100字以内で助言せよ。

解答上の留意点

(1)「自社オンラインサイトのユーザーに対して、X島宿泊訪問ツアーを企画」 ⇒ コミュニケーション戦略のイベント

(2)「ツアー参加者には訪問を機にB社とX島のファンになってほしい ⇒ 観光事業の活性化に繋げる

(3)「絶景スポットや星空観賞などの観光以外で、どのようなプログラムを立案すべきか」 ⇒ 体験型観光

(4)「100字以内で助言」 ⇒

解答の手順

※1. 絶景スポットや星空観賞などの観光以外で、どのようなプログラムを立案すべきか

(1) 与件文の第二段落「B社は、本州から海を隔てたX島にある。島は車で2時間もあれば一周できる広さで、島内各所には海と空、緑が鮮やかな絶景スポットがある。比較的温暖な気候で、マリンスポーツや釣りが1年の長い期間楽しめ、夜は満天の星空が広がる。島の主力産業は、農業と観光業である。」 ⇒ 体験型観光、X島ならではの安眠体験

(2) 与件文の第四段落「ハーブはもともと島に自生していた植物で、全国的な知名度はないが、島内では古くから健康・長寿の効能があると言い伝えられてきた。現在でも祝いの膳や島のイベント時に必ず食べる風習が残り、とくに高齢者は普段からおひたしや酢みそあえにして食べる。」 ⇒ 祝いの膳、おひたしや酢味噌和え

(3) 与件文の第五段落「社長は農業試験場の支援を得て実験を繰り返し、無農薬で高品質のハーブが同じ耕作地で年に4~5回収穫できる効率的な栽培方法を開発した。一面に広がるハーブ畑は、生命力あふれる緑の葉が海から吹く風に揺れ、青い空と美しいコントラストを生み出している。」 ⇒ ハーブの収穫体験

※2. 解答例(101字/100文字)⇒ ハーブ工場の見学で製品の効能や安全性を、ハーブ畑の収穫体験で生命力溢れるハーブと美しい景観をアピールし、ハーブを使った料理教室や祝いの席を通じた島民との交流を拡げ、顧客ロイヤリティとリピート率を高める。

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